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平成27年度 SPring-8 産業新分野支援課題・一般課題(産業分野)実施報告書(2015B)
目次

1. はじめに
2. 課題募集制度の概要
3. 成果公開の考え方
4. 実施状況
5. 産業利用分野の利用動向
6. 産業利用促進への課題
7. 報告書の採録対象
8. 報告書
* 送付を希望される方は、連絡先(氏名、所属、〒住所、E-mail)をご記入の上、 事務局 support@spring8.or.jp までE-mailでご連絡ください。

はじめに

 平成26年度(2014A期)より新たな領域指定型重点課題として、これまで放射光利用が少なかった産業分野のSPring-8利用の拡大を目指して産業新分野支援課題の募集を開始した。本報告書は2015B期の産業利用分野における課題実施状況の報告を目的として、2015B期に実施した一般課題(産業利用分野)と産業新分野支援課題のうちSPring-8利用研究成果集としての審査を行わなかった課題の報告書を収録したものである。

課題募集制度の概要
  1. 一般課題(産業利用分野)
     一般課題(産業利用分野)の課題とは、課題申請の際に産業利用分野(I)での課題審査を希望した成果非専有の一般課題(課題審査は課題審査委員会産業利用分科会が行う)である。これまでは一般課題(産業利用分野)への申請は、申請者の所属機関を問わずに認めていたが、2015A期からは実験責任者もしくは共同実験者に民間企業もしくは、それに準じる機関に所属する者が含まれていることを申請要件とした。民間企業に準ずる機関とは、民間企業からの委託による試験・研究・開発を事業に含んでいる機関と定義している。また、地方自治体が設置している公設置試験場や地方独立行政法人等(○○県工業技術センター)も、民間企業に準ずる機関としている。なお、民間企業に所属する者が産業利用分野以外の分野に申請した課題は一般課題(産業利用分野)としては扱わない。一般課題(産業利用分野)の募集は他分野の一般課題と同様に、年2回の課題募集期間において全ての共用ビームラインへの申請が可能である。一般課題(産業利用分野)に特徴的な制度は以下の6項目である。

    a) 産業利用ビームラインI(BL19B2)、II(BL14B2)、III(BL46XU)は半期ごとに前半を1期、後半を2期とした2回の課題募集を行う(年4回課題募集を実施)。1期と2期の両方で利用実験を行いたい場合は、継続的な研究内容の課題であってもその都度、新規課題として応募することが必要である。なお2013A期よりこれらのビームラインでは成果非専有の一般課題は、審査希望分野が産業利用分野である一般課題(産業利用分野)のみとした。これらのビームラインを指定した申請であるものの、審査希望分野が他分野の課題は申請者の希望にかかわらず産業利用分野で審査する。
    b) 新規利用拡大の観点から課題審査において利用経験を考慮する。
    c) 民間企業利用拡大の観点から課題審査において所属機関を考慮する。
    d) 課題実施後約2〜4か月以内に所定の書式の産業利用課題実施報告書を提出する。なお、この報告書はSPring-8利用研究成果集として審査を受けることも可能である。
    e) 全採択課題に担当コーディネーターを配置する。
    f) 科学技術的妥当性に関する審査は
      (1)産業基盤技術としての重要性および発展性
      (2)社会的意義および社会経済への寄与度の観点を重視して実施する
      に重点をおいて実施する。

  2. 産業新分野支援課題
     「産業新分野支援課題」を領域指定型の重点研究課題として、平成25年9月24日に指定した。その狙いは以下のとおりである。
     これまでの産業利用促進の取り組みにより、一部の産業分野ではSPring-8の放射光利用が普及した一方、経済のグローバル化を反映して国内の産業構造も大きく変化し、新しい産業の創生をもたらすような研究開発が必要になっている。そこで、新産業分野の研究開発を促進するため、SPring-8で放射光利用に新規に取り組む産業分野の課題に重点的な支援を行う産業新分野支援課題を実施する。

    2-1) 募集の対象
     課題の目的に沿って、SPring-8での放射光利用実績の少ない産業分野の研究開発に関する課題を募集の対象とする。該当する産業分野の例として食品・食品加工、農林水産物、建設資材、金属加工、鉱物資源が挙げられるが、この限りではない。例示された分野に該当しない場合は、課題申請の際に放射光利用実績の少ない産業分野であることの説明が求められる。なお、一般課題(産業利用分野)のような実験責任者及び共同実験者の所属機関に関する要件は設定しない。

    2-2) 対象ビームライン、シフト数割合、及び募集
     産業利用ビームラインI(BL19B2)、II(BL14B2)、III(BL46XU)を対象に、ユーザー実験に供するビームタイムのうち20%以内(施設留保を含めたユーザータイムの16%以内)を配分する。
     募集は一般課題と同時期に半期2回行う。なお、1期募集において採択された通期課題の2期分のシフト数も含めた合計シフト数が半期を通じたビームタイムの上限に達した場合は2期に募集を行わない。

    2-3) 通期課題
     1期、2期の両方で利用実験を行いたい場合は、その都度新規課題としての応募が必要であるが、継続的・計画的な実施により一層の成果創出が期待される課題は、“通期課題”とし1期応募の折に2期分のシフト数も含めた申請を受付ける。なお、2期は通期課題の募集は行わない。

    2-4) 審査
     一般課題(産業利用分野)に先んじて課題審査委員会産業利用分科会が審査を行う。なお、産業新分野支援課題として不採択となった課題は、自動的に一般課題(産業利用分野)の課題として、他の一般課題と一緒に改めて審査される。産業新分野支援課題においては一般課題(産業利用分野)の観点に加えて研究対象がSPring-8での放射光利用の新規な産業分野に該当するかどうかも含めて審査する。

    2-5) 報告
     WEBより提出するビームタイム利用報告書、利用実験課題報告書に加えて課題実施後約2〜3か月以内に所定の書式の産業新分野課題実施報告書を提出する。なお、この報告書はSPring-8利用研究成果集として審査を受けることも可能である。

成果公開の考え方

 成果の公開については、産業新分野支援課題、一般課題(産業利用分野)ともに他の成果非専有の一般課題と同様に学術誌上への論文掲載(博士論文も含む)もしくはSPring-8利用研究成果集への採録による成果公開が求められる。この産業利用課題実施報告書及び産業新分野支援課題実施報告書の提出は成果の公開とは認定されないが、これらの報告書は著者からの申し出によりSPring-8利用研究成果集としての審査を受けることが可能である。SPring-8利用研究成果集としての審査を受けない実施報告書は、JASRIコーディネーター等による校閲を経て課題実施期が終了して約6か月後に出版・公開されるが、それ以外はSPring-8利用研究成果集としての審査終了後に公開される。
 なお、平成27年度2015B期の一般課題(産業利用分野)及び産業新分野支援課題の実施報告は、平成28年9月に開催予定の「第13回SPring-8産業利用報告会」等で口頭及びポスター形式での報告を予定している。


実施状況

 以下に平成27年度2015B期の産業新分野支援課題、及び一般課題(産業利用分野)の応募・採択結果を表1、表2にまとめる。


  1. 応募・採択結果 産業新分野支援課題
    表1.応募時期及び研究機関別課題応募・採択結果
    募集時期 機関分類
    応募数
    採択数*
    採択率(%)
    第1回募集
    学官
    6
    4
    66.7
    産業界
    5
    4
    80.0
    合計
    11
    8
    72.7
    第2回募集
    学官
    6
    3
    50.0
    産業界
    3
    3
    100.0
    合計
    9
    6
    66.7
    総計
    20
    14
    70.0
    *産業新分野支援課題で不採択となり、一般課題として再審査され採択された課題は採択数から除外している。
     産業新分野支援課題の応募数は第1期、第2期ともに2014B期、2015A期よりも多く、これまでの最多となった。その一方で、採択数は2014B期とおなじ14課題で採択率はもっとも低くなった。実験責任者の所属機関別では、2014A第1期から2015A第2期まで6期連続で産業界から申請された課題の採択数が学官からの応募された課題の採択数よりも少なかったが、2015Bでは第1期、第2期ともに産業界の採択数と学官の採択数が同じで、採択率は両期とも産業界の方が高くなった。なお、申請内容が新しい産業分野には該当しないなどの理由で産業新分野支援課題として不採択となった課題が6課題あった。これらのうち一般課題での再審査で採択された課題は2課題にとどまり、4課題が不採択となった。第1期、第2期ともに採択課題の大半がこれまで利用が少なかった食品分野の課題で、産業新分野支援課題の制度は産業分野の新規開拓、とりわけ食品分野の開拓に有効に機能していると考えられる。

  2. 応募・採択結果  一般課題(産業利用分野)
    表2.応募時期及び研究機関別一般課題応募・採択結果
    募集時期 機関分類
    応募数*
    採択数
    採択率(%)
    第1回募集
    学官
    49
    35
    71.4
    産業界
    35
    19
    54.3
    合計
    84
    54
    64.3
    第2回募集
    学官
    26
    10
    38.5
    産業界
    11
    5
    45.5
    合計
    37
    15
    40.5
    総計
    121
    69
    57.0
    *応募数には産業新分野支援課題で不採択となり、一般課題として再審査された課題(1期 産業界1、学官2、2期 産業界0, 学官3)を含む。また、採択後に12条課題に分類されるJASRI職員から申請された課題を応募数(1期 6課題、2期 4課題)、採択数(1期 5課題、2期 2課題)を除く。一般課題と同時に審査される萌芽的研究支援課題の応募数(1期 11課題、2期 6課題)、採択数(1期 8課題、2期 1課題)を除く。

     一般課題(産業利用分野)は応募数が121課題(12条課題を含めると131課題)で2015A期と同様に前年同期の2014B期の応募数140課題(12条課題を含めると162課題)から15%程度減少した。2015A期に引き続き2015B第1期、第2期ともに産業界からの応募の減少が大きく2015B期全体では2014B期よりも16件(約25%)の減少となった。一方、学官からの応募は2014B期とほぼ同じ水準であった。ビームラインごとの応募状況を2014B期と比較すると、産業界、学官ともに産業利用以外のビームラインへの応募数には変化が認められないが、産業界の課題はBL14B2では第1期が3課題(37.5%)、第2期が5課題(62.5%)、BL19B2では第1期が5課題(50.0%)、第2期が3課題(50%)、BL46XUでは第1期が2課題(25.0%)、第2期が4課題(44.4%)の減少となり、産業利用ビームラインを中心に産業界による一般課題(産業利用分野)への申請の顕著な減少が見られた。BL19B2での減少は主に小角散乱の申請減少によるもので、2015A第2期の募集期直前に受け入れを開始した小角散乱測定代行の影響と考えている。BL46XUは2014B期が4課題であったHAXPESの成果専有課題が2015B期は8課題に倍増していることから、HAXPESにおいても成果専有課題への移行の始まりを示唆する結果となった。なお、測定代行を含む成果専有課題の申請状況からは産業界によるBL14B2への課題申請の減少を説明することはできず(測定代行は2013年度をピークに減少傾向)、あいちSRセンターの稼動が主な原因と推測される。
     2015B期を通じた採択率は57.0%で2014A期の71.1%、2014B期の74.4%、2015A期の69.5%よりも著しく低くなった。特に産業界の課題の採択率は第1期、第2期ともに60%を下回る過去に例のない低さとなった。2014B第1期と比較して全ビームラインを通じて低い採択率であったが、BL27SUの採択数が75%減の1課題にとどまったことが特徴的である。第2期はBL14B2、BL46XUの採択率が16.7%,(産業界は33.3%) 38.5%(産業界は20.0%)と2014B第2期と比較して著しく低くなった。これはBL14B2では39シフトの成果公開優先利用課題、BL46XUでは27シフトの成果専有課題が実施されたため、一般課題(産業利用分野)に配分できるビームタイムが少なかったことが原因である。

  3. SPring-8利用研究成果集としての審査
     前記のとおり2011B期より成果公開の扱いが変更になったため、実験責任者の希望に応じて重点産業利用報告書をSPring-8利用研究成果集として査読審査を受けて公開文書として扱うことも可能とした。産業新分野支援課題及び産業利用分野の一般課題も同様で、SPring-8利用研究成果集として審査を受ける公開文書とすることができる。平成28年7月10日の時点で実施報告書作成対象83課題のうち15課題がSPring-8利用研究成果集としての審査を希望している。公開は査読審査が終了し成果審査委員会での承認後となるため、これら15課題の報告書はここには採録されない。

産業利用分野の利用動向
    1)産業分野ごとの動向
     図1は、産業利用分科会で審査を経て採択された成果非専有課題実施件数の推移である。2014A期以降は産業新分野支援課題と一般課題(産業利用分野)の和、2012A期から2013B期までは重点産業化促進課題と一般課題(産業利用分野)の和、2011B期以前は重点産業利用課題と一般課題(産業利用分野)の和であるが、2015A期とほぼ同じ分布となったが、環境・エネルギー分野(EL)での産業界の課題数の大幅な減少が目立つ。この分野はXAFSの利用が多いため、BL14B2での産業界実施課題の減少を反映している。なお、医薬品・日用品(ME)は学官、産業界ともに利用が増加しているが、産業新分野支援課題で例示している食品加工を対象とした課題の増加によるものである。

    図1. 産業利用分野における成果非専有課題実施件数


    2)民間企業の課題実施動向
     図2は共用ビームラインにおける民間企業の課題実施状況の推移を課題種ごとに示している。毎年B期はA期よりも実施課題数が多い傾向があったが、2015B期は2015A期の116課題とほぼ同じ118課題で2014B期の159件から大幅な減少となった。成果専有の一般課題と測定代行の減少が大きく、成果専有の一般課題、測定代行ともに2014B期より12課題少なく、それぞれ31課題と36課題であった。測定代行の依頼は年度末に近づくに従って増える傾向があるため、2015B期が12月で終了(1, 2月の運転なし)したことも大幅な減少の一因と考えている。

    図2. 民間企業による共同利用研究実施課題の課題分野別推移


     図3は2015B期共同利用研究実施課題(共用ビームラインで実施した課題)を所属機関、専有/非専有の別でその割合を示している。図2で示したとおり、2015B期は2014B期以前と比較して産業界が実施した課題が少なく、全体に占める割合も16.3%となり、2015A期、B期を通じて大幅な減少となった。産業界課題の実施数変動はビームラインごとに特徴があるため、詳細は次項に記す。

    図3.2015B期 共同利用研究実施課題における民間企業の実験責任者の割合


    3)民間企業の共用ビームライン利用状況
     2015B期におけるビームラインごとの民間企業による利用件数を図4(a)に示す。一般課題(産業利用分野)及び成果専有課題は、産業利用ビームラインI、II、IIIでの実施が他のビームラインよりも著しく多いのはこれまでと同様である。また、産業利用I、IIビームラインにおいて測定代行を含む成果専有課題が一般課題(産業利用分野)及び産業新分野支援課題などの審査課題よりも実施件数が多くなるのもここ数年の傾向である。
     図4(b)は2008年の以降の民間企業による産業利用ビームラインI、II、IIIにおける産業界実施課題の年度推移である。一般課題(産業利用分野)が産業界における成果非専有課題の主要な課題種となった重点産業利用課題終了後の2012年度以降に注目すると、BL19B2とBL46XUは横ばいである一方、BL14B2は漸減傾向にあるといえる。中でも測定代行の減少が顕著で、産業界による有償利用(SPring-8の成果専有課題に対応)を前提としたAichi SRセンターの稼働による影響と考えている。

    図4(a).2015B期 利用技術分野別(ビームライン別)民間企業利用件数
 

図4(b).民間企業によるBL14B2、BL19B2、BL46XUの実施課題数推移


産業利用促進への課題

 5.産業利用分野の利用動向でも記したとおり、民間企業の実施課題の成果専有へ移行と3本の産業利用ビームラインへの集約は、これまでに産業利用ビームラインで行ってきた機器整備や利用制度設計が適切に行われたことを示すものと考えられる。しかしながら、2015A期以降は産業界が実施する課題数の全課題に占める割合が大幅に減少している。その一方でビームタイムが確保できず測定代行に応じられない事例がBL19B2を中心に複数発生している。これらは、現行の制度や装置・技術の整備が産業界利用者の需要への対応が不十分であることを示している。
 測定代行の需要に応えるためには、測定代行を対象としたビームタイムの先行的確保などの利用制度見直しの検討が必要と考えられる。産業利用ビームラインで唯一の挿入光源ビームラインのBL46XUで発生している多数の不採択課題へは、測定の自動化・効率化の推進だけでは対応できないと思われる。最近、BL46XUは従来から行われているHAXPESや多軸回折装置を用いた測定に加えてマイクロビーム回折やX線イメージングなど多様な実験が行われ、幅広い産業分野で利用需要が高まっていることから、他の挿入光源ビームラインの利用等によって供給ビームタイムを増やさない限り解決が難しいと考えている。

 平成28年7月10日の時点で課題のうち15課題が利用研究成果集としての審査を希望している。これ以外の67課題の産業新分野支援課題実施報告書と産業利用課題実施報告書を採録している。また、追加掲載として、2014A期1課題、2014B期1課題、2015A期1課題も掲載している。また、SPring-8利用研究成果集として新たに採択、公開された課題も付録としてSPring-8利用研究成果集より転載して採録している。

 平成27年度SPring-8産業新分野支援課題・一般課題(産業分野)実施報告書(2015B)
2015B1559
白色X線マイクロビームを用いたエネルギー分散型X線回折顕微法による金属材料内局所ひずみの3次元評価法の開発 宮澤 知孝 東京工業大学
2015B1565
不溶化資材による海水・汽水条件下での有害金属の安定化機構と反応速度の解明 橋本 洋平 東京農工大学
2015B1566
放射光X線ラミノグラフィを用いたパワーデバイス接合部における疲労寿命の評価 岡本 佳之 コーセル株式会社
2015B1568
赤外顕微鏡を用いたヒト三次元皮膚モデルに浸透する成分の可視化 伊藤  廉 株式会社ミルボン
2015B1569
非破壊CT-XRD連成法を用いたセメント硬化体中の鋼線観察 杉山 隆文 北海道大学
2015B1570
市販電池のオペランド回折測定 小林  剛 一般財団法人電力中央研究所
2015B1571
XAFS法によるPt-Moバイメタルナノ粒子触媒の局所構造解析 金田 清臣 大阪大学太陽エネルギー化学研究センター
2015B1573
軟X線走査型顕微分光マッピング法を用いた黒髪内部構造の測定 鈴田 和之 株式会社ミルボン
2015B1575
Ag系炭素燃焼触媒の硫黄被毒・再生による構造変化の観察 多井  豊 国立研究開発法人産業技術総合研究所
2015B1576
化学処理により欠陥を導入した高容量リチウムイオン電池正極材料Lix(Mn,Co,Ni,Li)O2-δの局所・電子構造解析 井手本 康 東京理科大学
2015B1578
角度分解硬X線光電子分光によるゴム−真鍮複合材料の硫化反応速度解析 小澤 健一 東京工業大学
2015B1580
Molecular Level Description of the Ni-based, Ligand-Exchange Thermochromic Process Robert K. Szilagyi Montana State University
2015B1581
皮膚保護機能を備えたストーマ装具開発を目指したゲル中におけるセラミドの分布と移動の赤外顕微分光法による研究 高橋  浩 群馬大学
2015B1582
化学的脱リチウム処理したLi1.2-x(Mn,Ni,Co)0.8O2の結晶・電子構造のリチウム組成依存 井手本 康 東京理科大学
2015B1587
酸化物ガラスシンチレータにおける発光中心の局所構造解析 正井 博和 京都大学化学研究所
2015B1588
XAFSによるハロゲン系混合溶融塩中Taの局所環境構造評価 篠田 弘造 東北大学
2015B1592
放射光X線ラミノグラフィによる水平方向介在物配向材における転動疲労はく離起点介在物の特定−介在物全数形状・分布の評価 牧野 泰三 新日鐵住金株式会社 技術開発本部鉄鋼研究所
2015B1595
パーライト−ゼオライトに吸着したCsの局所構造解析による吸着・イオン交換反応場の解析 笠井  誠 三井金属鉱業株式会社
2015B1596
放射光X線粉末回折法による新物質酸化物イオン伝導体の結晶構造解析 藤井孝太郎 東京工業大学大学院理工学研究科
2015B1597
処理型傾斜機能性構造材料設計のための傾斜組成条件での界面近傍組織の検証 松本 克史 株式会社神戸製鋼所
2015B1599
硬X線光電子分光によるリチウム空気二次電池空気極における電極被膜の解析 今井 英人 株式会社日産アーク
2015B1600
バルクヘテロ接合構造におけるドメイン形成過程の解明 宮寺 哲彦 国立研究開発法人産業技術総合研究所
2015B1601
時間分解XRDによるリチウム空気電池の反応解析 今井 英人 株式会社日産アーク
2015B1607
XAFSを用いたLnZrO(Ln=ランタノイド元素)の溶液、ゲル及び固体の局所構造解析 李  金望 北陸先端科学技術大学院大学
2015B1609
高プロトン伝導性ペロブスカイト型酸化物材料Ba-Zr-Y-O系の結晶構造解析 銭谷 勇磁 パナソニック株式会社先端研究本部
2015B1611
In-situ Imaging of Eutectic Growth in Electronic Solders C.M. Gourlay Imperial College, London
2015B1615
窒化物蛍光体の1粒子と粉末粒子の価数分析 武田 隆史 国立研究開発法人物質・材料研究機構
2015B1617
9%Cr鋼の溶接熱影響部の細粒域で生じるクリープ損傷の進展挙動の評価 鶴田 秀樹 株式会社IHI
2015B1618
高性能リチウムイオン二次電池用Li2MnO3-LiMO2固溶体系正極材料の高性能化のための組成探索〜結晶構造と電池性能の関係の解明〜 松本  太 神奈川大学
2015B1619
白色マイクロビームX線回折を活用したパーライト鋼中のセメンタイト変形・破壊挙動の解明 中田 伸生 東京工業大学
2015B1624
有機半導体pnヘテロエピタキシャル接合における成長メカニズムの解明と結晶性の制御 中山 泰生 東京理科大学
2015B1625
X線回折によるL10型FeNi規則相を含む合金薄膜の構造評価 水口 将輝 東北大学金属材料研究所
2015B1626
食品油脂の低温保持過程における構造変化測定 中川 究也 京都大学大学院農学研究科
2015B1628
X線小角散乱法による溶接熱影響部における窒化チタン粒子の定量評価 諸岡  聡 首都大学東京
2015B1630
高強度2D-GIXD法による次世代型無機/有機ハイブリッドLED・ハイブリッド太陽電池の面内・面外構造解析 齋藤 健一 広島大学自然科学研究支援開発センター
2015B1633
シロキサン含有ポリチオフェンを有する全共役ブロック共重合体の膜構造解析 東原 知哉 山形大学
2015B1634
家庭用廃棄物の焼却飛灰から溶出される鉛化合物除去剤における鉛吸着状態の解明 三宅 孝典 関西大学
2015B1635
アルミナスケール形成オーステナイトステンレス鋼の高温酸化におよぼすCuの影響 林  重成 東京工業大学
2015B1636
メソポーラス有機シリカに金属触媒と光増感部位を固定化した光触媒的水素生成反応場のXAFS構造解析 前川 佳史 株式会社豊田中央研究所
2015B1639
Eu添加GaNへのSi添加によるEuイオンの価数制御とX線吸収微細構造測定による評価 小泉  淳 大阪大学
2015B1640
工業用純アルミニウム合金における引張変形中の転位密度変化In-situ測定と添加元素が転位増殖挙動に及ぼす影響 足立 大樹 兵庫県立大学
2015B1642
蓄電池における正極粉末の非破壊形態観察 小林  剛 一般財団法人電力中央研究所
2015B1643
カーボンブラック充てんゴムの加硫のin situ XAFS研究 池田 裕子 京都工芸繊維大学
2015B1645
希土類含有シリカガラスの構造評価:希土類資源量の高精度評価のための固体希土類含有標準試料の合成 米津幸太郎 九州大学大学院工学研究院
2015B1779
人工眼内レンズの劣化による混濁の評価 野口三太朗 医療法人三栄会 ツカザキ病院
2015B1781
日本酒の劣化臭吸着剤実用化のための担持Auナノ粒子調製条件の検討 村山 美乃 九州大学大学院理学研究院
2015B1782
X線CTによる冷凍パスタ中に形成される氷結晶の形状解析 入江謙太朗 株式会社日清製粉グループ本社
2015B1784
小麦粉食品の物性改善に向けた超小角X線散乱法による小麦タンパク質集合体のナノ構造解析 佐藤 信浩 京都大学原子炉実験所
2015B1786
回折コントラストトモグラフィを用いた疲労における結晶ミスオリエンテーション挙動のその場観察 中井 善一 神戸大学大学院
2015B1789
小角X線散乱によるコルソン合金中の析出物の時効処理中におけるin-situサイズ変化測定 part 3 山崎 悟志 古河電気工業株式会社
2015B1877
小角散乱測定を用いたCu合金内に分散した析出粒子の形状および体積率評価法の検討 宮澤 知孝 東京工業大学
2015B1879
新規酸素発生触媒の価数状態 山田 幾也 大阪府立大学
2015B1883
空気浄化用触媒フィルター実用化のためのXAFS測定による金クラスター生成機構の解明 石田 玉青 首都大学東京
2015B1889
貴金属を使用しない燃料電池カソード触媒のXAFSによるその場測定7 岸  浩史 ダイハツ工業株式会社
2015B1891
有機鉛ペロブスカイトの材料劣化機構のin-situ解析 宮寺 哲彦 国立研究開発法人産業技術総合研究所
2015B1896
ホイップドクリーム構造と保形性との相関解析 井原 啓一 森永乳業株式会社
2015B1898
金属インサートを持つ樹脂複合材料部品の内部応力分布測定 岩堀 恵介 株式会社デンソー
2015B1901
新規酸化物イオン伝導体の放射光X線粉末回折データに基づく結晶構造解析 藤井孝太郎 東京工業大学大学院理工学研究科
2015B1904
半導体ポリマー薄膜の配向状態解析 尾坂  格 国立研究開発法人理化学研究所
2015B1909
放射光X線分析を用いた日本全国の法科学土砂データベースの構築と実用化に向けた検討 中井  泉 東京理科大学
2015B1913
カーボンブラック充てんゴムの加硫のin situ XAFS研究, 2 池田 裕子 京都工芸繊維大学
2015B1921
自動車メタリック塗装のイメージング観察(4) 谷口 昌司 ダイハツ工業株式会社
2015B1924
X線CTによるセファデックスゲル・ビーズ中に形成される氷晶の形状解析 村勢 則郎 東京電機大学
2015B1925
MOCVD法でGe基板上に作製したGeSnエピタキシャル膜の格子定数の精密評価 小椋 厚志 明治大学
2015B1926
時間分割in situ X線回折測定法を用いた、パーム油およびココアバター結晶化制御のための三成分系トリアシルグリセロール混合物の動的相挙動に関する研究 吉川 真一 不二製油株式会社
2015B1927
新規機能性食品の開発に向けた超小角X線散乱法による食品タンパク質水和集合体のナノ構造解析 佐藤 信浩 京都大学原子炉実験所
2015B1929
プロセスチーズの物性発現にかかわるカゼイン分子ネットワークの近赤外分光分析による評価のための微細構造解析の基礎的研究 天羽 由知 森永乳業株式会社
2014A1586
デキストリン脂肪酸エステルをゲル化剤として用いた化粧品の開発U 小泉 佑果 日本メナード化粧品株式会社総合研究所
2014B1591
赤外顕微鏡による角層を構成する成分の可視化 伊藤  廉 株式会社ミルボン
2015A1660
赤外顕微鏡によるヒト三次元皮膚モデルを構成する成分の可視化 伊藤  廉 株式会社ミルボン

SPring-8利用研究成果集 Vol 4 No.1 (
http://user.spring8.or.jp/resrep/?cat=21
2011B1918
中温型固体酸化物形燃料電池開発に向けた燃料極触媒の構造解析 真嶋 正利 住友電気工業株式会社
2012A1414
ヒト毛髪内部浸透成分解析、及び、ヘアトリートメント効果評価 稲益 悟志 クラシエホームプロダクツ株式会社
2012A1485
黄銅‐ゴム接着層の湿熱処理による劣化の解析 網野 直也 横浜ゴム株式会社
2012A1755
1次元X線検出器MYTHENを利用した結晶粒度評価法の検証 大坂 恵一 公益財団法人高輝度光科学研究センター
2012A3610
白色X線を利用した異材接合内部残留ひずみ評価 菖蒲 敬久 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
2012B1014
塗装レス高輝度(メタリック)樹脂成形における色ムラの原因解明 橋 勇一 群馬県立群馬産業技術センター
2013B1560
赤外放射光を用いた顕微マッピング測定による皮膚組織中への医薬品分子の拡散挙動に関する研究 寺田 勝英 一般社団法人製剤機械技術学会
2013B1603
培養環境におけるコラーゲンゲル構造の品質評価法の開発 足立 浩章 日本メナード化粧品株式会社総合研究所
2014A1516
界面活性剤処理によるヒト皮膚角層の構造変化の小角・広角X線散乱法を用いた解析(第4報) 久米 卓志 花王株式会社
2014A1517
高アルカリ性溶液に接する岩の透過像‐XRD連成法による変化の分析 人見  尚 株式会社大林組
2014A1524
In-situ XAFSによるMo-Bi系複合酸化物の酸化還元挙動解析2 東口 光晴 旭化成株式会社
2014A1557
コラーゲンゲルの品質評価法の開発 足立 浩章 日本メナード化粧品株式会社総合研究所
2014B1581
Al-Mg-Si合金における室温時効条件によるナノクラスター構造変化の軟X線XAFSを用いた測定 中西 英貴 株式会社UACJ
2014B1592
自動車窓ガラスに含まれる鉄の存在状態を指標とする異同識別の可能性に関する検討 舩附 淳志 三重県警察本部科学捜査研究所
2014B1617
界面活性剤処理によるヒト皮膚角層の構造変化の小角・広角X線散乱法を用いた解析(第5報) 久米 卓志 花王株式会社
2014B1885
BaTiO3にドープされた遷移金属の化学状態分析のためのHAXPES測定条件の最適化 尾山 貴司 株式会社村田製作所
2014B1914
過充電リチウムイオン電池中のカーボン負極に形成されたSEIの挙動解析 高原 達夫 株式会社住化分析センター
2014B1927
摩擦攪拌接合継手に発生した疲労き裂のレーザーピーニングによる進展抑制効果の放射光ラミノグラフィによる検証 政木 清孝 沖縄工業高等専門学校
2014B1929
固体酸化物形燃料電池用酸素イオン伝導体のin-situ XRD解析 岩井 広幸 株式会社ノリタケカンパニーリミテド
2014B1936, 1831
石油増進回収技術への応用を目的とした油-鉱物/水-鉱物の2相界面における吸着構造解析 松岡 俊文 京都大学


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