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平成28年度 SPring-8 産業新分野支援課題・一般課題(産業分野)実施報告書(2016A)
目次

1. はじめに
2. 課題募集制度の概要
3. 成果公開の考え方
4. 実施状況
5. 産業利用分野の利用動向と課題
6. 報告書
* 送付を希望される方は、連絡先(氏名、所属、〒住所、E-mail)をご記入の上、 事務局 support@spring8.or.jp までE-mailでご連絡ください。

はじめに

 平成 26 年度(2014A 期)より新たな領域指定型重点課題として、これまで放射光利用が少なかった産業分野の SPring-8 利用の拡大を目指して産業新分野支援課題の募集を開始した。本報告書は 2016A 期の産業利用分野における課題実施状況の報告を目的として、同利用期に実施した一般課題(産業利用分野)と産業新分野支援課題のうち SPring-8 利用研究成果集としての審査を行わなかった課題の報告書を収録したものである。

課題募集制度の概要
  1. 一般課題(産業利用分野)
     一般課題(産業利用分野)の課題とは、課題申請の際に産業利用分野(I)での課題審査を希望した成果非専有の一般課題(課題審査は課題審査委員会産業利用分科会が行う)である。これまでは一般課題(産業利用分野)への申請は、申請者の所属機関を問わずに認めていたが、2015A 期からは実験責任者もしくは共同実験者に民間企業もしくは、それに準じる機関に所属する者が含まれていることを申請要件とした。民間企業に準ずる機関とは、民間企業からの委託による試験・研究・開発を事業に含んでいる機関と定義している。また、地方自治体が設置している公設置試験場や地方独立行政法人等(○○県工業技術センター)は、民間企業に準ずる機関から除外している。なお、民間企業に所属する者が産業利用分野以外の分野に申請した課題は一般課題(産業利用分野)としては扱わない。一般課題(産業利用分野)の募集は他分野の一般課題と同様に、年 2 回の課題募集期間において全ての共用ビームラインへの申請が可能である。一般課題(産業利用分野)に特徴的な制度は以下の 6 項目である。

    a) 産業利用ビームライン I(BL19B2)、II(BL14B2)、III(BL46XU)は半期ごとに前半を 1 期、後半を 2 期とした 2 回の課題募集を行う(年 4 回課題募集を実施)。1 期と 2 期の両方で利用実験を行いたい場合は、継続的な研究内容の課題であってもその都度、新規課題として応募することが必要である。なお2013A 期よりこれらのビームラインでは成果非専有の一般課題は、審査希望分野が産業利用分野である一般課題(産業利用分野)のみとした。これらのビ ームラインを指定した申請であるものの、審査希望分野が他分野の課題は申請者の希望にかかわらず産業利用分野で審査する。
    b) 新規利用拡大の観点から課題審査において利用経験を考慮する。
    c) 民間企業利用拡大の観点から課題審査において所属機関を考慮する。
    d) 課題実施後約 2〜4 か月以内に所定の書式の産業利用課題実施報告書を提出する。なお、この報告書は SPring-8 利用研究成果集として審査を受けることも可能である。
    e) 全採択課題に担当コーディネーターを配置する。
    f) 科学技術的妥当性に関する審査は
      (1) 産業基盤技術としての重要性および発展 性
      (2) 社会的意義および社会経済への寄与度の観点を重視して実施する
      に重点をおいて実施する。

  2. 産業新分野支援課題
     「産業新分野支援課題」を領域指定型の重点研究課題として、平成 25 年 9 月 24 日に指定した。その狙いは以下のとおりである。
     これまでの産業利用促進の取り組みにより、一部の産業分野では SPring-8 の放射光利用が普及した一方、経済のグローバル化を反映して国内の産業構造も大きく変化し、新しい産業の創生をもたらすような研究開発が必要になっている。そこで、新産業分野の研究開
    発を促進するため、SPring-8 で放射光利用に新規に取り組む産業分野の課題に重点的な支援を行う産業新分野支援課題を実施する。

    2-1) 募集の対象
     課題の目的に沿って、SPring-8 での放射光利用実績の少ない産業分野の研究開発に関する課題を募集の対象とする。該当する産業分野の例として食品・食品加工、農林水産物、建設資材、金属加工、鉱物資源が挙げられるが、この限りではない。例示された分野に該当しない場合は、課題申請の際に放射光利用実績の少ない産業分野であることの説明が求められる。なお、一般課題(産業利用分野)のような実験責任者及び共同実験者の所属機関に関する要件は設定しない。

    2-2) 対象ビームライン、シフト数割合、及び募集
     産業利用ビームライン I(BL19B2)、II(BL14B2)、III(BL46XU)を対象に、ユーザ ー実験に供するビームタイムのうち 20%以内(施設留保を含めたユーザータイムの 16%以内)を配分する。
     募集は一般課題と同時期に半期 2 回行う。なお、1 期募集において採択された通期課題の 2 期分のシフト数も含めた合計シフト数が半期を通じたビームタイムの上限に達した場合は 2 期に募集を行わない。

    2-3) 通期課題
     1 期、2 期の両方で利用実験を行いたい場合は、その都度新規課題としての応募が必要であるが、継続的・計画的な実施により一層の成果創出が期待される課題は、“通期課題”とし 1 期応募の折に 2 期分のシフト数も含めた申請を受付ける。なお、2 期は通期課題の募集は行わない。

    2-4) 審査
     一般課題(産業利用分野)に先んじて課題審査委員会産業利用分科会が審査を行う。なお、産業新分野支援課題として不採択となった課題は、自動的に一般課題(産業利用分野)の課題として、他の一般課題と一緒に改めて審査される。産業新分野支援課題においては一般課題(産業利用分野)の観点に加えて研究対象が SPring-8での放射光利用の新規な産業分野に該当するかどうかも含めて審査する。

    2-5) 報告
     WEB より提出するビームタイム利用報告書、利用実験課題報告書に加えて課題実施後約 2〜3 か月以内に所定の書式の産業新分野課題実施報告書を提出する。なお、この報告書は SPring-8 利用研究成果集として審査を受けることも可能である。

成果公開の考え方

 成果の公開については、産業新分野支援課題、一般課題(産業利用分野)ともに他の成果非有の一般課題と同様に学術誌上への論文掲載(博士論文も含む)もしくはSPring-8 利用研究成果集への採録による成果公開が求められる。この産業利用課題実施報告書及び産業新分野支援課題実施報告書の提出は成果の公開とは認定されないが、これらの報告書は著者からの申し出により SPring-8 利用研究成果集としての審査を受けることが可能である。SPring-8 利用研究成果集としての審査を受けない実施報告書は、JASRI コーディネーター等による校閲を経て課題実施期が終了して約 6 か月後に出版・公開されるが、それ以外は SPring-8 利用研究成果集としての審査終了後に公開される。
 なお、平成 28 年度 2016A 期の一般課題(産業利用分野)及び産業新分野支援課題の実施報告は、平成 29 年 8 月末に開催予定の「第 14 回 SPring-8 産業利用報告会」等で口頭及びポスター形式での報告を予定している。


実施状況

 以下に平成 28 年度 2016A 期の産業新分野支援課題、及び一般課題(産業利用分野)の応募・採択結果を表 1、表 2 にまとめる。


  1. 応募・採択結果 産業新分野支援課題
    表 1.応募時期及び研究機関別課題応募・採択結果
    募集時期 機関分類
    応募数
    採択数*
    採択率(%)
    第1期募集
    学官
    5
    3
    60.0
    産業界
    3
    2
    66.7
    合計
    8
    5
    62.5
    第2期募集
    学官
    5
    4
    80.0
    産業界
    3
    2
    66.7
    合計
    8
    6
    75.0
    総計
    16
    11
    68.8
    *産業新分野支援課題で不採択となり、一般課題として再審査され採択された課題は採択数から除外している。また、第 2 期追加募集で申請、採択となった 1 件を第 2 期分に含めている。
     産業新分野支援課題の応募数、採択数は直前の 2015B 期よりも少なくなってるが、第 1,2 期ともに前年同期の 2015A 期とほぼ同じである。このように応募数の増減には季節要因が濃厚であるため、長期的動向の検討が必要と思われる。なお、BL19B2 は2016A 第 2 期に採択課題に配分されたビームタイムが供給予定ビームタイムよりも少なく追加募集を行った。追加募集には産業界から 1 件が申請され、採択されている。産業新分野支援課題で採択される課題の多くは食品加工に関する課題であり、残りは資源開発に分類される課題である。食品加工分野の拡大は産業新分野支援課題の実施と並行して行ったマイクロビーム回折などの利用技術開発の効果と考えている。

  2. 応募・採択結果  一般課題(産業利用分野)
    表2.応募時期及び研究機関別一般課題応募・採択結果
    募集時期 機関分類
    応募数*
    採択数
    採択率(%)
    第1期募集
    学官
    40
    34
    85.0
    産業界
    29
    25
    86.2
    合計
    69
    59
    85.5
    第2期募集
    学官
    24
    20
    83.3
    産業界
    10
    6
    60.0
    合計
    34
    26
    76.5
    総計
    103
    85
    82.5
    *応募数には産業新分野支援課題で不採択となり、一般課題として再審査された課題(1 期採択なし、2 期 学官 1)。また、採択後に 12 条課題に分類される JASRI 職員から申請された課題を応募数(1 期 4課題、2 期 4課題 追加募集 1)、採択数(1 期 4 課題、2 期 4 課題 追加募集 0)を除く。一般課題と同時に審査される大学院生提案型課題の応募数(1 期 11 課題、2 期 8課題)、採択数(1 期 11 課題、2 期 5 課題)を除く。BL19B2 を対象に行った A2 期追加募集の応募数(産業界 2,学官 5),採択数(産業界 1、学官 3) を含む。

     一般課題(産業利用分野)も産業新分野支援課題と同様、応募数課題は 2015A 期並みの 103 課題であったが、配分シフト数が多かったため採択課題数、採択率ともに 2015A期より 10%以上高くなった。産業界が実験責任者として申請された課題の第 2 期の採択率が著しく低いことも 2015A 期と同様である。不採択になる産業界の課題は BL14B2に多いことから XAFS に対する産業界のニーズが高いことを示すものであるが、課題内容が十分に検討されていない申請の割合も高いものと考えられる。産業界の XAFS利用希望者への一層の課題申請支援が求められている。
     BL19B2 は 2016A 第 2 期で採択された課題(不採択になった課題あり)に配分するシフト数が募集シフト数に満たず追加募集を行った。不採択となった 12 条課題 1 課題と採択された産業新分野支援課題 1 課題を含めた全審査課題の採択率は 55.5%で新年度が始まる前の H27 年 3 月 31 日に募集を締め切った第 2 期募集の BL19B2 の全審査課題の採択率 88.9%よりも著しく低い。この結果は課題募集期間が利用者の要望を満たしていないことの現れであり、何等かの改善が必要であることを示す結果と考えている。

  3. SPring-8利用研究成果集としての審査
     前記のとおり 2011B 期より成果公開の扱いが変更になったため、実験責任者の希望に応じ
    て重点産業利用報告書を SPring-8 利用研究成果集(現在は SPring-8/SACLA 利用研究成果集)として査読審査を受けて公開文書として扱うことも可能とした。産業新分野支援課題及び産
    業利用分野の一般課題も同様で、SPring-8/SACLA 利用研究成果集として審査を受ける公開文書とすることができる。SPring-8/SACLA 利用研究成果集への公開は査読審査が終了し成果審査委員会での承認後となるため、SPring-8/SACLA 利用研究成果集に投稿予定の課題は採録していない。

産業利用分野の利用動向と課題
     2016A 期に実施され全共同利用研究課題 738 課題のうち、民間企業等の産業界に所属する利用者が実験責任者であった課題は 116 課題で、全体に占める割合は 15.7%と非常に低い値とな った。2015A 期の産業界による実施課題は 2016A 期と全く同じ 116 課題である一方、全体に占める割合は 17.2%であった。産業界課題の実施割合の低下は 2016A 期は 2015A 期よりも供給ビ ームタイムが長く、産業界以外の課題が増加したことが原因と考えている。
     産業利用ビームラインが現在の3 本体制になった2008A 期以降の産業界課題の実施数推移を図 1 に示す。2013 年を除いて毎年 A 期よりも B 期の方が実施数が多く、年度後半の方が需要が高いことがわかる(B 期の実施課題数が少ない 2013, 2015 年は 1-3 月に蓄積リングの運転が無かったことが原因と考えられる)。このように現在の課題募集制度は産業界の利用者のニーズに十分に応えられていないため、半期 3 回募集など産業界利用者の要望に対応する制度の導入を検討することが必要と思われる。
     一方、2013 年までは減少傾向にあった産業利用 BL 以外での成果非専有課題が若干増加する傾向が見られる。これは産業界による放射光利用技術の多様化に向けた兆しと考えている。

    図1. 共同利用実験として実施された産業界課題の実施数推移


    報告書
     平成28年度SPring-8産業新分野支援課題・一般課題(産業分野)実施報告書(2016A)
    2016A1496
    X線非弾性散乱法による歪 SiGe のフォノン分散測定 小瀬村 大亮 明治大学
    2016A1497
    アパタイト様組成物による水素発生の機構解明 宮崎 帆波 奥長良川名水株式会社
    2016A1498
    Li(Ni0.8Mn0.1Co0.1)O261Niメスバウアー分光学的研究 世木  隆 株式会社コベルコ科研
    2016A1499
    アルカリアルミノケイ酸塩ガラスの構造解析 滝本 康幸 旭硝子株式会社
    2016A1501
    種々の温度における超微細粒ニッケルの引張試験中その場XRD測定 宮嶋 陽司 東京工業大学
    2016A1502
    スキンケア化粧料用素材の適用によるヒト角層細胞間脂質微細構造の変化の解析 大成 宏樹 株式会社コーセー
    2016A1505
    フローリアクタで合成した太陽電池波長変換膜用YVO4:Eu,Biナノ粒子蛍光体の局所構造解析 國本  崇 徳島文理大学
    2016A1507
    赤外顕微鏡を用いたヒト三次元皮膚モデルに浸透するモノカプリル酸プロピレングリコールの検討 伊藤  廉 株式会社ミルボン
    2016A1509
    マグネシウム二次電池用新規正極材料 MgCo2-xMxO4(M: Ni, V)の結晶・電子構造解析 井手本 康 東京理科大学
    2016A1510
    点欠陥を導入したリチウム過剰層状マンガン酸化物系正極材料における充放電過程の局所・電子構造 井手本 康 東京理科大学
    2016A1511
    新規皮膚保護機能を有するストーマ装具開発を目指した粘着ゲル中におけるセラミド分子移動の赤外顕微分光法による研究 高橋  浩 群馬大学
    2016A1512
    高プロトン伝導性酸化物材料 Ba-Zr-Y-O 系の結晶構造解析 銭谷 勇磁 パナソニック株式会社 先端研究本部
    2016A1514
    新規可溶性オリゴチオフェン系電子ドナー材料の薄膜中における結晶状態の観察 宮寺 哲彦 国立開発研究法人産業技術総合研究所
    2016A1515
    酸化物分散強化(ODS)フェライト鋼の添加元素によって異なる酸化物粒子析出プロセスの解明 大野 直子 北海道大学
    2016A1518
    硬X線光電子分光を用いた酸化物コートしたLi2MnO3正極の充放電時の電子状態変化の解明 弓削 亮太 日本電気株式会社IoTデバイス研究所
    2016A1519
    Cuゼオライト系NOx還元触媒の水熱劣化に関する研究 多井  豊 国立開発研究法人産業技術総合研究所
    2016A1520
    超微細結晶粒アルミニウムにおける特異現象「焼鈍による硬化、変形による軟化現象」の変形機構の究明 ―In-situ X線回折法を用いた引張変形中および応力緩和中の転位密度測定― 國峯 崇裕 金沢大学
    2016A1521
    フルフラール脱カルボニル化反応におけるセリア担持パラジウム触媒活性種のin situ Pd K-edge XAFSによる解析村 村山 美乃 九大院理
    2016A1522
    経皮投与DDSに用いられる逆ミセル型粒子の構造解析 川村 大地 積水化学工業株式会社
    2016A1523
    時空間オペランドX線吸収分光を用いたGaN-HEMTのアクセス領域におけるキャリア・ダイナミクスの時空間解析 吹留 博一 東北大学 電気通信研究所
    2016A1524
    Ag系触媒のカーボン燃焼と被毒過程に関する研究2 ―YMn2O5上のAg-Pd活性種の変化 ― 諌山 彰大 三井金属鉱業株式会社
    2016A1525
    XAFS法によるハイドロキシアパタイト固定化Pt-Moバイメタル触媒の局所構造解析 金田 清臣 大阪大学太陽エネルギー化学研究センター・大阪大学大学院基礎工学研究科
    2016A1528
    in-situ X線CT観察による凍結および凍結乾燥過程における食品中氷結晶組織の動的変化の観測 中川 究也 京都大学 大学院農学研究科食品生物科学専攻
    2016A1529
    放射光XRDを用いたMOCVD GeSn膜の成長時間依存に関する評価 小椋 厚志 明治大学
    2016A1530
    グラフェン/絶縁膜の埋もれた界面の化学状態解析 舘野 泰範 住友電気工業株式会社
    2016A1531
    CT-XRD連成法を利用したベントナイト中における炭素鋼の微小腐食物質の発生と拡散に関する空間構造および成分の観察 鵜山 雅夫 株式会社大林組
    2016A1532
    非破壊CT-XRD連成法を用いた塩化物イオンの作用を受ける硬化セメントペースト中の鉄筋腐食観察 杉山 隆文 北海道大学
    2016A1533
    軟X線走査型顕微分光マッピング法を用いた黒髪内部構造の測定 鈴田 和之 株式会社ミルボン
    2016A1534
    高分解能観察を利用したアルミニウム合金の凝固現象の解明 山口 勝弘 株式会社神戸製鋼所
    2016A1536
    硬X線光電子分光法を用いたカリウムイオン蓄電池用黒鉛電極の表面被膜に関する研究 駒場 慎一 東京理科大学・京都大学
    2016A1538
    シリコンカーバイドMOSFETsによる極限環境エレクトロニクスの構築 黒木 伸一郎 広島大学ナノデバイス・バイオ融合科学研究所
    2016A1539
    9%Cr鋼の溶接熱影響部におけるクリープボイドの発生・成長に及ぼす多軸応力場の影響の評価 鶴田 秀樹 株式会社IHI
    2016A1540
    パーライト−ゼオライトに吸着したCsの局所構造解析による吸着反応場の解析 笠井  誠 三井金属鉱業株式会社
    2016A1541
    放射光X線ラミノグラフィによる水平方向介在物配向材における転動疲労はく離起点介在物の特定 −はく離の起点となる介在物の形状と位置− 牧野 泰三 新日鐵住金株式会社
    2016A1542
    異なる側鎖および分子量を有する高分子半導体の薄膜構造解析と有機太陽電池特性へ及ぼす影響 尾坂  格 国立研究開発法人理化学研究所
    2016A1543
    白色マイクロビーム波長分散型X線回折を用いた水素吸収・放出の材料組織構造に及ぼす影響その場分析技術の検討 土井 教史 新日鐵住金株式会社
    2016A1548
    High Throughput Nano-Tomography of DeNOx Catalysts for Diffusion Modeling Robert Feidenhans'l University of Copenhagen
    2016A1549
    塩化鉄触媒を用いる複素環合成反応におけるin situ XAFS測定による触媒活性種の構造・反応性解析: 触媒活性種の溶液状態での立体構造解析に基づく配位子の精密設計と不斉触媒化への展開 倉橋 拓也 京都大学
    2016A1551
    リチウム電池の正負極の容量評価を目指した透過型X線回折測定 小林  剛 一般財団法人電力中央研究所
    2016A1554
    タングステンめっき用溶融塩浴中のタングステンイオン状態その場解析 徳田 一弥 住友電気工業株式会社
    2016A1558
    タングステンめっき用溶融塩浴の構造解析 徳田 一弥 住友電気工業株式会社
    2016A1559
    LaZrOの低温製膜における局所構造のXAFS解析 下田 達也 北陸先端科学技術大学院大学
    2016A1560
    ハイレート特性・高温安定性を示す高性能リチウムイオン二次電池用Li2MnO3-LiMO2固溶体系正極材料の材料探索 〜異種金属ドープ材料の結晶構造と電池性能の関係の解明〜 松本  太 神奈川大学
    2016A1561
    窒化物蛍光体の1粒子と粉末粒子の価数分析 武田 隆史 国立研究開発法人物質・材料研究機構
    2016A1563
    回折コントラストトモグラフィを用いたき裂発生過程の結晶ミスオリエンテーション挙動のその場観察 中井 善一 神戸大学大学院
    2016A1565
    Surface Analysis of High Capacity Carbon Anode Materials Using Hard X-Ray Photoemission Spectroscopy Qian Cheng NEC Corporation
    2016A1567
    転換電子収量法XAFSによる充放電を繰り返したNaCoO2の表面分析 小林  剛 一般財団法人電力中央研究所
    2016A1568
    奇数鎖アルキル基をもつ有機半導体薄膜の成長初期過程のリアルタイム2D-GIXD測定 吉本 則之 岩手大学
    2016A1684
    X線回折を用いた硫酸水溶液中におけるチタンイオンの溶液構造解析 鶴村 達也 テイカ株式会社
    2016A1688
    X線小角散乱・回折同時測定による鉄鋼の相界面析出のその場観測 大場 洋次郎 京都大学
    2016A1746
    太陽電池用SiN膜におけるポストプラズマ処理が界面特性に与える影響 小椋 厚志 明治大学
    2016A1750
    炭素化により構造規則性カーボンアロイに変化する種々の有機系結晶の粉末X線構造解析 丸山  純 大阪市立工業研究所
    2016A1751
    垂直磁化CoNi人工規則合金薄膜における精密構造評価 関  剛斎 東北大学金属材料研究所
    2016A1752
    局所構造解析を通じたTaのハロゲン系溶融塩への溶解状態評価 篠田 弘造 東北大学
    2016A1754
    三次元培養皮膚を利用したスキンケア化粧料用素材の連用適用による角層微細構造変化の解析 大成 宏樹 株式会社コーセー
    2016A1758
    アミノ酸系アニオン界面活性剤によって形成される分子集合体のSAXSおよびUSAXSによるナノ構造解析 吉村 倫一 奈良女子大学
    2016A1759
    燃料電池の性能向上を目指したガス拡散層のコンピュータ断層撮影 犬飼 潤治 山梨大学 燃料電池ナノ材料研究センター
    2016A1760
    電解質水溶液供給中のナノ微粒子金属触媒in-situ XRD測定 犬飼 潤治 山梨大学 燃料電池ナノ材料研究センター
    2016A1761
    燃料電池カソード白金触媒のオペランド条件におけるX線吸収分光 原田 慈久 東京大学物性研究所・東京大学放射光連携研究機構
    2016A1765
    斜入射X線回折による超伝導デバイス基板としてのCeO2薄膜の配向性評価 深野 達雄 株式会社豊田中央研究所
    2016A1768
    半導体ポリマー薄膜の配向解析と有機薄膜太陽電池の相関関係 尾坂  格 国立研究開発法人理化学研究所
    2016A1769
    4d軌道を活用したリチウムイオン電池新規高容量正極材料のオペランドX線吸収分光測定 折笠 有基 立命館大学
    2016A1773
    X線吸収微細構造測定によるEuイオン価数制御したEu添加GaNの評価 児島 貴徳 大阪大学
    2016A1784
    X線CTによるセファデックスゲル・ビーズ中に形成される氷晶の形状解析 村勢 則郎 東京電機大学
    2016A1785
    石油増進回収技術への応用を目的とした塩添加による油-鉱物二相界面の吸着構造変化の解明 村田 澄彦 京都大学
    2016A1786
    高分子型界面活性剤系食品添加物 水分散体のナノ構造解析 小林 純也 太陽化学株式会社
    2016A1787
    酵素反応によるアミロースの分岐反応過程の観察 湯口 宜明 大阪電気通信大学
    2016A1788
    ココアバター置換脂含有チョコレートにおけるファットブルーム現象のマイクロビームX線回折法による解析 上野  聡 広島大学大学院生物圏科学研究科
    2016A1791
    反応機構解明を指向したエチレン除去触媒のin-situ XAFS測定 原  賢二 東京工科大学
    2016A1804
    アルキルペンダント型高分子薄膜における配列構造の精密評価 飯村 兼一 宇都宮大学大学院工学研究科
    2016A1805
    SPring-8 BL19B2における電気化学環境下の燃料電池用白金触媒のin situ XRD測定の試み 犬飼 潤治 山梨大学
    2016A1806
    アルミナスケール形成オーステナイトステンレス鋼の高温酸化におよぼすCuの影響その2 林  重成 東京工業大学
    2016A1811
    X線CTによる冷凍パスタ中に形成される氷結晶の形状解析 入江 謙太朗 株式会社日清製粉グループ本社
    2011B1851
    X線トモグラフィによる植物中の放射性セシウム分布状態の解析 吉田 博久 首都大学東京都市環境科学研究科
    2013B1585
    低分子系太陽電池材料における塗布乾燥過程のその場観察 吉田 郵司 国立研究開発法人産業技術総合研究所 太陽光発電工学研究センター

    SPring-8利用研究成果集 Vol 4 No.2 (
    http://user.spring8.or.jp/resrep/?cat=22
    2011B1024
    オーステナイト系ステンレス鋼表面での酸化被膜成長に伴う界面近傍残留応力の変化 米澤 利夫 東北大学 未来科学技術共同研究センター
    2012A1032
    X線小角散乱法による厚鋼板の溶接熱影響部中における窒化物の定量的観察 諸岡  聡 横浜国立大学 (現:首都大学東京)
    2012A1146
    BL28B2における非対称反射結晶の導入 梶原 堅太郎 公益財団法人高輝度光科学研究センター
    2012A1609
    LED用蛍光体材料の温度消光メカニズム解明(2) 上田 恭太 株式会社三菱化学科学技術研究センター
    2012A1761
    燃料電池用アニオン交換膜の解析 朝澤 浩一郎 ダイハツ工業株式会社
    2012B1323
    イットリウム系超電導線材用中間層の結晶子サイズと不均一格子歪みの評価 種子田 賢宏 公益財団法人国際超電導産業技術研究センター・九州大学
    2012B1395
    MYTHENを利用した新しい粉末回折装置のカメラ半径の検討 大坂 恵一 公益財団法人高輝度光科学研究センター
    2012B1871
    XAFS遠隔化を目指した次期Quick XAFS測定プログラムの開発 高垣 昌史 公益財団法人高輝度光科学研究センター
    2012B7012
    き裂先端特異応力場における局所応力測定系の開発 木村 英彦 株式会社豊田中央研究所
    2013B1510
    すれすれ入射広角X線回折による修飾された無機材上有機薄膜の構造評価 権藤  聡 住ベリサーチ株式会社
    2013B1520
    In-situ XAFSによるMo-Bi系複合酸化物の酸化還元挙動解析 東口 光晴 旭化成株式会社
    2013B1552
    全反射蛍光XAFSによるa-InGaZnO薄膜の局所構造解析 安野  聡 株式会社コベルコ科研
    2014A1547
    超小角X線散乱によるエマルション粘着剤の構造解析;エマルション粒子のトルエンによる膨潤挙動の解明 宮崎  司 日東電工株式会社
    2014B1598
    半導体パッケージ用封止樹脂の熱硬化過程における残留応力その場観察 若林 みどり 住友ベークライト株式会社
    2014B1631
    イオン液体ナノ薄膜の単結晶基板上における吸着挙動 大橋  昇 東北大学 工学研究科
    2014B1634
    芳香族ポリイミドフィルムの炭化過程にて生成するグラファイト前駆体の構造解析 毛利 文仁 株式会社カネカ
    2014B1796
    XAFSによる高炉水砕スラグのガラス構造解析 高橋 俊之 宇部興産株式会社
    2014B1895
    半導体パッケージ基板用樹脂の熱硬化過程における残留応力その場観察 若林 みどり 住友ベークライト株式会社
    2014B1898
    酢酸ビニル気相合成用工業触媒の選択性向上と構造解析 木 由紀夫 エヌ・イー ケムキャット株式会社
    2015A1676
    界面活性剤処理によるヒト皮膚角層の構造変化の小角・広角X線散乱法を用いた解析(第6報) 久米 卓志 花王株式会社
    2015A1690
    固体酸化物形燃料電池用酸素イオン伝導体のin-situ XRD解析 岩井 広幸 株式会社ノリタケカンパニーリミテド
    2015A1950
    Alラミネートフィルムの変形・疲労損傷のX線評価 阿部 一博 名城大学
    2015A1963
    異なる冷凍条件での冷凍食品中氷結晶の状態評価 上原  康 三菱電機株式会社
    2015A1979
    固体酸化物型燃料電池用Ni電極のアンモニア環境下におけるIn-situ XAFS解析 犬飼 浩之 株式会社ノリタケカンパニーリミテド
    2015A1983
    超微細粒を有するAl合金における時効析出挙動のIn-situ SAXS測定 唐松 佑衣 兵庫県立大学
    2015A1991
    石油増進回収技術への応用を目的とした塩添加による油-鉱物二相界面の吸着構造変化の解明 村田 澄彦 京都大学


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