産業応用・利用支援グループ タイトル
SPring-8ワークショップ
<放射光利用とフラットパネルデイスプレイ開発>

主催 (財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
日時 2005年9月16日(金) 13:30〜16:40
会場 丸ビルコンファレンス スクエア 8階 Room 4(地図)
〒100-6307 東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル Tel:03-3217-7111

概要

液晶デイスプレイ(LCD)やプラズマデイスプレイ(PDP)が大型テレビに採用され急 速に市場を広げています。 これらのフラットパネルデイスプレイには多くの材料が使用されていますが、それら の材料評価に 放射光が利用されつつあります。本ワークショップは放射光による光電子分光、薄膜 回折、XAFS等を用いた、LCD,PDP用の材料評価の事例をもとに、放射光のフラットパ ネルデイスプレイ開発への可能性について検討いたします。


プログラム
13:30〜
14:00
次世代TFT研究における放射光利用
東 和文((株)液晶先端技術開発センター(ALTEDEC))
ALTEDECでは、大粒径結晶Si薄膜形成技術、低温Si酸化膜形成技術を中心に、次世代 TFTプロセス基盤技術を開発している。特にゲート酸化膜/Si界面評価は重要であり、 その1nm以下の構造遷移層評価に高輝度放射光を光源とした分解能100meV以下のXPS測 定が大きく貢献している。
14:00〜
14:30
放射光による透明導電膜IZOの非晶構造解析
島根 幸朗(出光興産(株))
非晶性透明導電膜IZO(In2O3-ZnO)は,表面平滑性,微細エッチング加工性に優れ, フラットパネルディスプレイ用透明電極として用いられている。非晶質でありながら, 優れた導電性を持つIZO薄膜の構造解析を放射光を用いて行った結果,導電性に関する構造的特徴を見出す事が出来た。
14:30〜
15:00
液晶分子の配向性と配向膜表面の結晶性との相関
酒井 隆宏(日産化学工業(株))
液晶ディスプレイ(LCD)は液晶分子の配向を変化させることで表示している。 そのためLCDの表示品質の向上には、液晶の配向制御が非常に重要な要素となる。 しかし液晶配向膜による液晶の配向機構は未だ明らかでない。 本研究では、液晶配向膜表面の結晶性というこれまでにない新たな視点に立ち、 SPring-8の高輝度放射光でのみ可能となる微小角入射X線回折を通じ、 液晶配向膜表面の結晶性と液晶分子の配向性との相関を評価した。
15:00〜
15:20
(休 憩)
15:20〜
15:50
XAFSによる偏光フィルム中ヨウ素の状態解析
島津 彰(日東電工(株))
ヨウ素を吸着させたポリビニルアルコール(PVA)は延伸することで高い偏光性を示すことが知られている。 偏光性はPVA中のポリヨウ素アニオンの配向に由来すると考えられており、その詳細な解析が望まれる。 本稿ではSPring-8偏光XAFS法によるPVA中のポリヨウ素アニオンの配向性評価について紹介する。
15:50〜
16:20
XAFSによる青色蛍光体BAMの輝度低下に関する検討
広沢 一郎(JASRI)
自発光型フラットパネルデイスプレイの代表であるPDPには青色蛍光体としてEuを添加したBaMgAl10O17(BAM)が広く用いられている。 しかし、BAMはPDP製造工程中での加熱や点灯により輝度低下が発生することが知られている。 これらの輝度低下の原因についてXAFSを用いて行った検討の結果について紹介する。
16:20〜
16:40
SPring-8利用制度の紹介
古宮 聰(JASRI)
定員 60名(聴講無料, 定員になり次第締め切ります)
申込方法 こちらのページ(https://support.spring8.or.jp/training/disp050916_form.html)にて申し込みください。
締め切りました
申込締切 9月9日(金)
(締め切り後の申込みは下記に連絡下さい)
問合せ先

 (財)高輝度光科学研究センター (JASRI)
 研究調整部 研究業務課
 担当:辻 雅樹、竹内 やよい
 Tel:0791-58-0924 Fax:0791-58-0988
 e-mail : support@spring8.or.jp


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