産業応用・利用支援グループ タイトル
SPring-8ワークショップ
<燃料電池と放射光利用>

主催 (財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
後援 (社)日本セラミックス協会, 触媒学会, (社)日本化学会, (社)日本分析化学会
日時 2006年2月6日(月) 13:30〜17:30
会場 丸ビルコンファレンス スクエア 8階 Room4 (地図)
〒100-6307 東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル Tel:03-3217-7111

概要

 ここ2,3年SPring-8の高エネルギー放射光を利用した燃料電池の研究開発が極めて盛んになってきた。 その理由は、SPring-8放射光が世界最高の高輝度X線を利用したXAFS(X線微細構造解析)、X線回折<異常分散, 時分割>等の新しい分析ツールが開発され、 それを利用した分子レベルでの貴重な知見が得られるためと考えられる。
 そこで今回は、燃料電池に注目してワークショップを企画する。 燃料電池の研究・開発の新展開において放射光を利用した高輝度・高感度な分析とSPring-8を利用した分析技術が果たした役割の実例を第一線の方々に紹介して頂くと共に、 今後の放射光利用の展望について検討する。


プログラム
13:30〜
14:10
燃料電池開発における材料研究
小林 哲彦(産業技術総合研究所)
   
14:10〜
14:50
金属ナノ粒子における水素機能
北川 宏(九州大学)
SPring-8の世界最高の高輝度放射光を利用したX線回折実験により、 バルクでは全く水素を吸わないと考えられてきた材料が、ナノサイズ化することによって、 水素吸蔵特性を示すようになることが明らかになった。 金属ナノ粒子の水素吸蔵特性と金属サブナノ格子中に水素侵入に伴う構造変化について、 最新の研究を紹介する。
14:50〜
15:30
無機系水素貯蔵材料に作用する触媒のXAFS測定によるキャラクタリゼーション
市川 貴之(広島大学)
最近注目されている、リチウムやマグネシウムを含む無機系水素貯蔵材料は、 水素の重量容量が非常に高い反面、水素吸蔵放出時の反応速度が遅いため触媒処理が不可欠とされる。 本研究では、XAFS法を用いて、微量でかつ試料表面に高分散した触媒物質のキャラクタリゼーションを試みた。
15:30〜
15:50
(休憩/SPring-8利用相談)
15:50〜
16:30
放射光を利用したSOFCセルの残留応力評価
矢加部 久孝(東京ガス)
固体酸化物型燃料電池(SOFC)は多孔質体電極と緻密体の酸化物電解質とから構成される(オールセラミクス)が、 熱サイクルに対する機械的信頼性が課題となっている。1000℃以上の高温で焼成するために、特に室温における残留応力が問題となり、 また、運転時のアノード部分の化学変化に起因する付加応力も考慮されるべき課題である。 今回、SPring-8の放射光を利用してSOFCの残留応力測定を行った。
16:30〜
17:10
燃料電池内部の水の観察
向出 大平(キヤノン)
固体高分子型燃料電池での大きな問題点の一つとして、水素と酸素が反応した後に生成した水が、 燃料電池内に凝集し、電池性能を低下させてしまうフラッディング現象がある。 現在、放射光を用いたイメージング技術により、駆動中の燃料電池各部位に凝集する水のその場観察を試みている。 今回、その内容について紹介する。
17:10〜
17:30
SPring-8利用制度の紹介−より広く充実してご利用いただくために−
古宮 聰(JASRI)
定員 80名(聴講無料, 定員になり次第締め切ります)
申込方法 締め切りました
申込締切 2006年1月30日(月)
(締め切り後の申込みは下記にご連絡下さい)
問合せ先

 (財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
 研究調整部 研究業務課 産業利用推進室担当事務
 担当:辻 雅樹、竹内 やよい
 Tel:0791-58-0924 Fax:0791-58-0988
 e-mail : support@spring8.or.jp


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