産業応用・利用支援グループ タイトル
SPring-8ワークショップ
<放射光利用によるヘルスケア製品の機能評価>

主催 (財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
日時 2005年1月28日(金) 13:30〜16:30
会場 コンファレンススクエアM+ 1階 サクセス(地図)
東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル 1F、10F Tel:03-3282-7777

概要

本ワークショップでは,我々の日常生活の中で身近に利用している製品について, 放射光を利用した評価技術を紹介します。日用品・生活用品の中でも, 特に毛髪,皮膚や歯という我々の体に直接関わるヘルスケア製品の機能評価・分析事例を紹介していただくとともに, 今後の放射光利用の有用性について検討します。


プログラム
13:30〜
14:00
ヘルスケア製品開発における皮膚・毛髪の分子レベルでの構造情報の重要性
八田 一郎 (福井工業大学)
皮膚や毛髪のX線構造解析,電子線回折の実験により,分子レベルでの構造研究が世界の数グループで行われている. 一方,リン脂質多層膜については歴史も長く多くの研究が行われている.このような状況下にあって, 例えば皮膚角層中の細胞間脂質層状構造をリン脂質多層膜と類似な構造を取っているとみなして分子レベルの構造を考え, それに基づいてモデルの構築,相互作用の考察等々が展開されている. 皮膚角層の細胞間脂質層状構造や毛髪のCMCの分子レベルでの構造研究は少なく,研究者間でコンセンサスに至っていない問題が多々ある. 現状を紹介し,今後の研究がどのようにあるべきか考えたい.
14:00〜
14:30
ヘアケア製品開発における新しい「科学の目」
佐野 則道 (プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インク)
毛髪の主成分であるケラチン蛋白の結晶化度をもとに髪の健康度を指標化すると、 傷んだ髪の補修効果を分子レベルで評価することができます。また、屈折コントラストイメージング法により、 毛髪内部のミクロな構造の化学処理による逐次変化を観察することができます。
14:30〜
15:00
(コーヒーブレイク)
15:00〜
15:30
高輝度X線イメージングによるヒゲ切断観察
濱田 糾 (松下電工(株))
日常使用する道具としてカミソリは広く普及しており、『剃り味』、『肌への優しさ』などこだわりの商品である。 『剃り味』に関わるヒゲ切断プロセスを高速度カメラ等で観察してきたが、 今回SPring-8の高輝度光を用いてヒゲ内部組織切断の可視化を初めて試みた。 新たな知見につき報告する。
15:30〜
16:00
亜鉛配合歯磨剤によるむし歯予防のメカニズム解明
高塚 勉 (サンスター(株))
むし歯の予防にはフッ化物が有効でありますが、歯の根元にできる根面齲蝕は、 フッ化物に亜鉛化合物を添加することで更に予防効果が増強します。 本研究は、亜鉛化合物による予防メカニズムを解明するため、歯に含まれる亜鉛のXAFSを解析しました。 講演では歯牙の構造と亜鉛の局所構造について説明したいと思います。
16:00〜
16:30
SPring-8利用制度の紹介と産業利用について
古宮 聰(JASRI)
定員 60名(聴講無料, 定員になり次第締め切ります)
申込方法 こちらのページ(https://support.spring8.or.jp/training/life050128_form.html)にて申し込みください。
締め切りました
申込締切 2005年1月21日(金)
(締め切り後の申込みは下記に連絡下さい)
問合せ先 (財)高輝度光科学研究センター
利用支援室 辻、竹内
TEL:0791-58-0924, FAX:0791-58-0988
e-mail : support@spring8.or.jp

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