産業応用・利用支援グループ タイトル
SPring-8ワークショップ
<防錆防蝕技術と放射光利用>

主催 (財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
日時 2003年9月11日(木) 13:30〜16:45
会場 ひょうご倶楽部・東京 (アクセス)(地図)
東京都中央区八重洲1丁目3番地3 さくら呉服橋ビル8階
Tel:03-3273-1405

概要

防錆・防食技術は、家電製品等の日用品や自動車など我々の生活に身近な製品から、 上下水道,橋梁などの社会基盤を支える大型の設備や建築物に到るまで、 広汎に用いられている基盤技術です。今回のワークショップでは長い歴史を有し、 様々な取り組みが行われている防錆・防食技術分野での放射光利用の有用性を具体的な事例を通じてご紹介したいと思います。


プログラム
13:30〜
14:10
放射光を用いた腐食反応のその場観察 -観察技術と材料設計への展開
木村 正雄 (新日本製鉄(株))
放射光を用いると腐食が実際に生じている環境でのその場観察が可能になる。 1)溶液側の反応、2)金属表面の反応、の両側面から観察技術について紹介する。 これらの技術を用いて反応観察に取り組んだ例として以下の研究結果を述べる予定。 1)亜鉛めっきの合金化過程、2)ステンレスの孔食、3)大気腐食におけるさび形成
14:10〜
14:40
放射光による鉄鋼さび層の生成機構と保護機能解明
山下 正人 (姫路工業大学)
放射光を利用した腐食研究の事例として,鉄鋼材料さび層の生成機構と保護機能について, さびを構成する化合物の微細構造の観点から研究した結果を紹介する. さび層の形成初期過程のその場観察やX線吸収分光法よる保護性さび層の微細構造を中心に述べる. 腐食防食研究への放射光の活用例はまだ少ないが,防錆防蝕技術開発に対する放射光の有用性と今後の期待についても触れる.
14:40〜
15:10
高輝度放射光の脆化割れとさび研究への応用
中山 武典 ((株)神戸製鋼所)
高輝度放射光ならではの手法の一つである屈折コントラスト法による脆化割れの高感度観察の応用事例を述べる。 さらに、XAFSによる水素吸収チタンの解析や人工合成さびの研究事例についても紹介する。
15:10〜
15:30
(休 憩)
15:30〜
16:00
高輝度放射光による金属材料における微視的過程の評価
鈴木 茂 (東北大学)
金属・合金の特性を左右するナノレベルの微視的反応過程を明らかにするために、 放射光を用いた多くの研究が行われている。本講演では、それらの研究の中でも、 様々な構造変化を示す鉄の酸化物、オキシ水酸化物が形成する過程をその場で評価した結果などについて紹介する。
16:00〜
16:30
合金化溶融亜鉛めっきの合金化過程のその場観察
谷山 明 (住友金属工業(株))
自動車用防錆鋼板として用いられる合金化溶融亜鉛めっき鋼板の合金化プロセスでは, 亜鉛めっき皮膜内にFe-Zn金属間化合物が生成するが,その生成挙動を動的に「その場」観察することは難しい。 本講演では,SPring-8放射光を利用したX線回折プロファイルの時分割測定法を用いてFe-Zn金属間化合物の生成挙動を「その場」観察した結果について紹介する。
16:30〜
16:45
SPring-8利用制度の紹介
廣沢 一郎 (JASRI)
定員 60名(聴講無料)
申込方法 こちらのページ( https://support.spring8.or.jp/training/rust030911_form.html)(締め切りました)にてお申し込みください。
申込締切 9月5日(金)締め切りました
問合せ先 (財)高輝度光科学研究センター
利用支援室 辻、竹内
TEL:0791-58-0924, FAX:0791-58-0948
e-mail : support@spring8.or.jp

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