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SPring-8研修会 <X線マイクロトモグラフィー> 開催と参加者募集のお知らせ |
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X線CT(コンピュータートモグラフィー)は被写体内部の三次元構造を非破壊に近い状態で観察出来ることから,医学診断分野では20年ほど前から広範囲に使われ,工学に分野でも非破壊検査等への応用が盛んです.通常のX線管球を用いたCTでは空間分解能は高々100μm程度でしたが,SPring-8のような高輝度高エネルギーX線源と高分解能X線二次元検出器の開発により10μm程度の高空間分解能を持つマイクロトモグラフィーが可能になってきています.本研究所では3年前からユーザー利用を目的としたマイクロトモグラフィー装置の開発を進め,既に一部の共同利用ユーザーは実験を行っております. |
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講習内容 | 2時間程度,CTの原理から説明します. |
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研修内容 | 受講者の持ち込み試料を実際に測定していただき,像再構成まで行ってもらいます.試料は直径4mm以内,長さ20mm-30mmのロッド状に成形されていなければなりません.また,実験を行うBL20B2の利用可能エネルギーは10keV〜70keVですので,測定試料のX線透過率(試料の直径に沿ったもっとも厚い部分での透過率)がこのエネルギー領域で10%〜50%程度の範囲にあるものでなければ測定が困難です.高エネルギー領域での測定はフッラクスが低いため長時間の測定が必要です.出来る限り15keV〜30keVのX線で測定可能な試料をお持ち下さい.試料一個当たりの測定時間は1時間程度必要となります. |
日時 |
平成13年3月9日(金) 09時〜 3月10日(土) 17時 |
場所 |
実施場所:大型放射光実験施設 SPring-8 BL20B2 |
日程 |
第一日午前中: 来所時受付(放射線手続き,試料持ち込み手続き)(利用業務部) SPring-8の概要説明,, 午後: 講義,15時からビームラインでの実験 第二日: 15時まで実験,その後像再構成,画像処理に関する実習. 最後に施設全体見学(希望者のみ) |
講師 | 上杉健太朗 (財 高輝度光科学研究センター) |
コーディネーター | 鈴木芳生 (財 高輝度光科学研究センター) |
募集定員 | 8名 (定員になり次第締め切らせて頂きます) |
申込方法 |
締め切りました 2月9日(金)10:00より受付を開始します ・Webからの申込 ・FAXでの申込 (産業利用推進支援グループ) 担当)飯野/光川 Tel:0791-58-0947 Fax:0791-58-0948 |
締切 | 2001年2月22日(木) |
その他 |
・研修会への参加は無料ですが、旅費等の支給はありません。 ・研修会への参加には、SPring8 User登録、放射線従事者登録などが必要となります。 これらの登録手続きに関することは、 ユーザー登録について(研修会)をご参照ください。 ・前日および当日に宿泊が必要な方は、SPring-8交流施設をご利用いただけます(2000円/泊)。 |
お問い合わせは、e-mailにて support@spring8.or.jp
までご連絡ください。 (財)高輝度光科学研究センター 利用業務部 (財)高輝度光科学研究センター 利用促進部門 |