SPring-8産業利用UビームラインBL14B2において初心者を対象とした
XAFS測定研修会を行います。測定は透過法(2009年10月より供用を開始した自動XAFS
測定システムを使用します)、蛍光法(19素子ゲルマニウム半導体検出器の使用を予定)
を実施します。本研修会は、BL14B2における実習を通して光学系・実験装置の特徴に
ついて学び、適切な実験計画に基づいて測定する技術の習得を目的とします。
実習では、ご計画中のXAFS分析のテスト測定として参加者の持参された試料の
測定(透過法、蛍光法)を行います。
2011年11月24日(木)10:15 〜 11月25日(金)測定終了次第終了
大型放射光実験施設 SPring-8
所在地:兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1
講義:中央管理棟1階 上坪講堂
実習(測定):蓄積リング棟実験ホール BL14B2
アクセス : http://www.spring8.or.jp/ja/about_us/access/access_chart
キャンパスマップ : http://www.spring8.or.jp/ja/about_us/access/campus_map
時間 | 内容 | 詳細 |
9:00-10:15 | 各自ユーザー手続き | 人によって所要時間が違います。 特に初めてご来所の方は、早めに(9時頃までに)お越しいただく必要があります。 |
10:15- 11:30 |
講義 | XAFS分析の概要とXAFS測定方法について |
11:30- 13:00 |
【昼食】 | |
13:00- | 講義・デモ測定 実習 |
BL14B2の装置説明・デモ測定 参加者持ち込み試料の測定 |
・主に産業利用をご計画中のXAFS測定の初心者の方
約5グループ(1グループ2名以内)※定員になり次第、締め切ります。
・持ち込み試料無し(見学)での参加は出来ません。
・持込み試料について組成・形態・数量等について正確にご記載下さい。申込者多数の場合の判断基準となります。
・透過法または多素子半導体検出器を使用した蛍光法によるXAFS測定に適さないなど、実習に適さない試料の場合は測定をお断りすることがあります。
・これまでに開催した同様の研修会に参加したことが無い方を優先します。
・申込者多数の場合は、当方での調整に一任願います。調整後、全ての申込者に参加の可否についてご連絡致します。申込順ではありませんので
ご注意下さい。(早めにお申し込み頂いた場合でもご参加頂けない場合があります。)
・同じ所属の方が参加を希望される場合、先着2名までとさせて頂きます。
研修会への参加は無料です。
定員に達しましたので受付終了致しました。
定員に達しましたので受付終了致しました。
・持込み試料は1グループあたり10サンプル以内(ただし、1グループの持ち時間は、装置調整を含め2〜3時間程度を予定しています。
透過法のみの場合は、1〜2時間程度を予定しています。)
・安全、法規上問題のないもの
・汚染,破損,紛失しても構わないもの
※申込者多数の場合は、放射光施設関係者の方などは、ご参加頂けない場合があります。
※持ち込み試料について、申込書に正確にご記載下さい。申込者多数の場合の判断基準にします。
※申込者多数の場合は、自動XAFS測定システムの利用が可能な持ち込み試料(粉末試料など)の方を優先します。
※実習に適さない試料の場合は測定をお断りすることがあります。
※実習日以前に、測定試料等について事前に打ち合わせをさせて頂くことがあります。
※データ持ち帰り用に、USBメモリー(空き容量1GB以上)を持参して下さい。
2、本研修会の参加にはSPring-8 User登録、放射線従事者登録などの諸手続きが完了されていることが必要です。
また、持ち込み希望サンプルについては、安全管理室審査の手続きが必要となります。
(必要な書類:利用申込書(様式10),放射線業務従事者登録申請書件放射線作業従事承諾書(様式5-1),試料および薬品等持込申請書(様式9))
※参加受付後これらの手続きに関してご案内します。
★ ユーザー登録はこちらから
★ 必要書類のダウンロードはこちらから
3、研修会参加者は事前に下記文献を参照のこと。
- XAFS測定: 宇田川康夫編、『X線吸収微細構造 XAFSの測定と解析』学会出版センター
(ただし、残念ながら絶版となっております)
大田俊明編、『X線吸収分光法−XAFSとその応用−』アイピーシー
-BL14B2: T. Honma, H. Oji, S. Hirayama, Y. Taniguchi, H. Ofuchi and M. Takagaki, AIP Conf. Proc. 1234 (2010) 13-16.
4、学生の方は「学生保険」等に加入していることが必要です。
5、参加者への連絡などは全てe-mailで行います。参加の手続にはオンライン登録や書類のダウンロードが必要です。 インターネットに接続できる環境をご用意下さい。
6、研修会への参加は無料です。
7、研修会参加者への旅費支給等はありません。
8、申込者多数の場合の実習への参加の可否の調整は、当方での調整に一任願います。
9、申込者多数の場合は、締切日以前に募集を終了することがあります。
10、前日および当日に宿泊が必要な方は、 SPring-8交流施設 をご利用いただけます(2000円/泊)。
決定次第これらの手続きに関してご案内します。
実習担当:(内容等について)
(財)高輝度光科学研究センター (JASRI)
産業利用推進室
担当 : 本間 徹生 e-mail : honma@spring8.or.jp
高垣 昌史 e-mail : takagaki@spring8.or.jp
事務局:(手続き等について)
(財)高輝度光科学研究センター (JASRI)
研究調整部
研究業務課
担当: 當眞 一裕・中塚 栄子・守屋 八重
Tel:0791-58-0924 Fax:0791-58-0830
e-mail : workshops@spring8.or.jp