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反応ガスを測定試料まで安全に供給し、使用後のガスを無害化処理して屋外に連続的に排気しています。
構成
◆可燃性ガスボンベ収納ボックス | : | 10Lボンベを3本設置可能(うち1本は硫黄系ガス専用ライン) |
◆支燃性ガスボンベ収納ボックス | : | 10Lボンベを2本設置可能 |
◆除害装置 | : | 毒性ガス濃度を許容濃度以下に処理(処理可能ガス種:CO、NO、H2S、SO2、(CH3)2S) |
◆制御盤 | : | 火災検知器やガス検知器、地震計などを監視し、異常があった場合はパネルに表示 |
◆N2ガスボンベ、Heガスボンベ | : | 実験ガスバランス用 |
◆U/T用N2ガスボンベ | : | 配管内の窒素パージおよび気密検査用(可燃性ライン用と支燃性ライン用の2本準備) |
◆窒素ガス発生装置 | : | 排出ガス希釈用窒素を10L/minで供給 |
◆ガス検知器 | : | ガスボンベ収納ボックスおよび実験ハッチ、排気ダクトの3箇所でガスを監視 |
◆排風機 | : | 排出ガスおよびガスボンベ収納ボックス筐体、除害装置筐体を排気 |

※ 利用開始の1週間前までに提出してください。
1.このページの注意事項等をよくお読みください。
本装置を利用するには、課題申請時に利用についての記載があり、
かつ、安全審査をパスすることが必要です。
2.下記のガス設備利用申込みをクリックし、ガス供給排気装置利用申請ページを開いてください。
3.各入力欄に必要事項を記入してください。
4.記入が終わりましたら、内容確認画面にお進みください。
5.内容に間違いがなければ、「メール送信」を押してください。
注) 利用業務部への利用申込書とは異なるもので、ビームラインスタッフが実験条件等を確認するためのものです。
ボンベを持込まれる場合は、利用業務部に別途「高圧ガス容器持込事前申請書」の提出が必要です。
Title | Updated | Download file |
![]() |
2018.01.28 | ![]() |
ガス供給排気装置チェックシート※ご持参ください | 2012.05.17 | ![]() |
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2018.01.28 | ![]() |

※ 総酸性ガス:5.0%以下
※ CO濃度:1.0%以下
※ 各ガス爆発下限界以下

|
最大濃度 | N2希釈処理後の濃度 | N2希釈処理後の最大流量 |
水素 | 100 % | 2 %以下 | 5 L/min |
酸素 | 100 % | ― | ― |
炭化水素 | 100 % | 爆発下限界の1/2の濃度以下 | 5 L/min |
NO | 10 % | ― | ― |
CO | 10 % | 1 %以下 | ― |
H2S | 10 % | ― | ― |
SO2 | 10 % | ― | ― |
(CH3)2S | 10 % | ― | ― |

・ 常時2名以上で実験できる様、実験計画を立ててください。
・ 責任者が必ず所内にいるようにし、学生の方のみでの使用はお控えください。
・ 本装置には、異常事態を想定してインターロック機構を設けています。
本装置のインターロックが使用できない場合は、ユーザーにインターロック機構をご準備頂く必要があります。
・ 主な検知器の設置場所と発報条件
検知機器 | 設置場所 | 台数 | 発報条件 |
火災検知器 | 可燃性ガスボンベ収納ボックス | 1 | 60℃以上 |
地震計 | 実験ハッチ | 1 | 80GAL以上 |
ガス検知器 | 可燃性ガスボンベ収納ボックス | 3 | 任意に設定可能 |
支燃性ガスボンベ収納ボックス | 1 | 任意に設定可能 | |
実験ハッチ | 4 | 任意に設定可能 | |
排気ライン | 3 | 任意に設定可能 |
検知ガス種 | 個数 | 発報条件 |
H2および炭化水素 | 3 | 1000ppm |
CO | 3 | 25ppm |
NO | 3 | 25ppm |
H2S | 3 | 10ppm |

・ 実験前の準備に4〜5時間、実験終了後の片付けに2.5〜3時間かかります(透過法、反応ガス1本使用時)。

・ Swagelok等の継手を使用すること
・ 供給側の継手は、1/8インチのSwagelok継手です。
・ 排気側の継手は、1/4インチのSwagelok継手です。
・ 供給、排気側の継手共に1/4インチまたは1/8インチに変換可能です。

・ ボンベ容器容量:10L (シリンダーキャビネットが10L容器対応のため)
・ 可燃性ガスボンベ元栓:逆ネジのみ使用可能(連結ネジの形状が逆ネジのため)
・ ボンベ元栓:以下の写真の様にハンドルタイプのみ使用可能 (緊急遮断装置が使用できないため)

・ ユーザーが立会い、責任を持って行ってください。
・ 受取日時:実験開始時刻
・ 引取日時:実験終了時刻に速やかに業者に引取りに来てもらって下さい。
<SPring-8付近の業者の連絡先>
・株式会社 共和溶材 光都ガスセンター
TEL:0791-58-2482 FAX:0791-58-2483
・タツミ産業株式会社 テクノポリスCSセンター
TEL:0791-59-8070 FAX:0791-59-8075
※上記業者はビームラインまで納品・引取してもらえます。

・ 必ず事前にご相談ください。
・ 機器の配管図の提出をお願いします。
・ セルを持込まれる場合
ビームラインのマニュアルに従った気密試験および操作が行えない場合、
気密試験方法を含む操作マニュアルの提出をお願いします。
・ 電源供給を必要とする場合、使用可能電気容量は以下の通りです。
単相100V 10A、単相200V 20A、三相200V 20A
・ 漏電した場合に他のビームライン機器に影響が無いように、漏電遮断器の使用をお願いします。
・ 200Vコンセントの形状

XAFSページのManualを参照ください。

ガス分析装置
冷却水用チラー
真空ポンプ
in-situセル
温度調節器
ガス混合装置 [マスフローコントローラー(N2,H2S,H2,CO,O2,NO,He用)]
希釈処理装置 [マスフローコントローラー(N2用)]
シンフレックスチューブ(ガス用φ1/4,1/8)
反応ガス 以下のガスを用意しています。
ガス種 | 純度 | 最大ボンベ圧力 | 容器 |
H2 | 99.999%(G2) | 14MPa | 10L |
O2 | 99.999%(G2) | 14MPa | 10L |
CO | 10%(Heバランス) | 10MPa | 10L |
NO | 10%(Heバランス) | 7MPa | 10L |
He | 99.999%(G2) | 14MPa | 47L |
N2 | 99.9995%(G3) | 14MPa | 47L |
こちらのガスをご使用になる場合、利用申込み時の「試料および薬品等持込申請書」に
“ガス種”と“BL所有のガスを使用する”とお書きください。

本間 徹生
(財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1
Phone : 0791-58-0924
FAX : 0791-58-0830
e-mail : honma
(注)e-mailアドレスは@マーク以下を省略していますので、
アカウントの後に@spring8.or.jpを付けてください。